海のない町

作曲・作詞 Mr.アンチェイン

 

いつも通り駅へ向かう少しの時間

小さくなる世界の音 誰かの声

靴を濡らす静かな雨 見惚れていた

傘を閉じて見つけた空 まだ遠くて

 

吐き出したため息 何度消しただろう

触れられる距離ならこんな痛みも

 

限られた時間しか分かち合えないけど

それだけしかないから今日も生きていける

 

眠りの浅い僕の指は熱を知って

気付いたんだ このままでもそれで良いと

 

吐き出したため息 何度消しただろう

触れられる距離でもこんな痛みを

 

まだ暖かい夢 離れていく意識

今はこのままがいい ずっと今のままで

 

限られた時間しか分かち合えないけど

それだけしかないから今日も生きていける

変わらない日々もそんな悪くないね

海のないこの町でもきっと溺れられる

 

その瞳の奥へ